中国郵政は、2020年に速達業界に関するレポートを発表しました。このデータによると、1月から6月までの速達の総数は338.8億件に達し、これは1日平均3億7000万件以上に相当します。

この膨大な量のデータの追跡は、ASUS Tinker Boardシングルボードコンピュータープラットフォームを使用して構築されたマシンビジョンカメラシステムによって可能になりました。このシステムは、中国のXiamen MicroMatch Electronic Information Technology Co., Ltd.によって作成されました。micro2100シリーズカメラを活用したシステムは、パッケージコードを効率的に読み取り、光学式文字認識（OCR）と検出タスクを実行します。Tinker Boardによって実現されるこれらのインテリジェントな機能により、信じられないほどの精度と効率での仕分けと流通が可能になります。

Tinker Boardと統合されたmicro2100シリーズのマシンビジョンカメラは、製薬、ハードウェア、携帯電話業界など、多くの分野で使用されています。また、生産ラインでも広く使用されており、産業用ロボットを使用した自動化が可能になるのです。

Tinker Boardは、運用のほとんどの側面を合理化できるソリューションをつくるのに必要な柔軟性とパフォーマンスを実現するため、あらゆるタイプのビジネスが頼りにするプラットフォームになりつつあります。

ASUS Tinker Boardについて

ASUS Tinker Boardは、1.8 GHzのクアッドコアCortex-A17プロセッサを搭載したシングルボードコンピュータプラットフォームであり、非常に高速な読み取り・書き込み速度、および強力なCPUとGPUサポートを提供します。この処理能力をすべて駆使するTinker Boardは、最も重いデータワークロードでも効率的かつ安定して処理できます。

さらに、ASUS Tinker Boardは非常に多様なインターフェースを備えており、さまざまな外部デバイスの接続をサポートするほか、高解像度オーディオと4Kビデオのデコードもサポートしています。

それだけではありません。ASUS Tinker Boardは、アイデアを共有したがっているTinker Boardユーザーの強力なコミュニティを持つ公式フォーラムもご提供しています。

詳細については、次をご覧ください。

• ASUS Tinker Boardウェブサイト：https://www.asus.com/Single-Board-Computer/Tinker-Board/
• MicroMatchウェブサイト：http://www.micromatch.cc/